※この記事はPRを含みます。

海外ドラマ「ザ・ホーンティング―オブ・ブライマナー」で勉強|英語セリフfull-time, live-in

海外ドラマ

配信元:NETFLIX(2020) TVミニシリーズ(全9話)

星沢 希
星沢 希

<この記事を書いた人>
元ECCホームティーチャー、元大学受験模擬試験英語科採点員。
2000年~19年間サイト「映画から始める英会話」運営&メルマガ発行。(現在は閉鎖)
2022年~当ブログ「元英会話講師 希のブログ」運営。
高校時代、英語の成績5段階評価の3から、独学で英検準1級・TOEIC805点を取得。映画・海外ドラマが大好き。

[PR]  ニュースや映画で楽しみながら英語を学ぶ【EEvideo】
日本語訳表示/非表示、再生速度などが選べ、英語を英語の語順のまま理解する
トレーニングができます。

印象に残った英語セリフfull-time, live-in解説

アメリカ人のダニが、ブライ館の世話係の面接にやって来ました。面接をおこなったヘンリーは、やかたの子どもたちの叔父にあたる人物。この仕事の特殊性をダニに話しています。

It’s full-time, live-in situation.

1つ1つ解説していきます。

It’s は It is の短縮形。ここでの It(それ)が指しているのは今、面接をおこなっている世話係の仕事です。

full-time という英語は、日本語にもなっています。「フルタイムの常勤の」といった意味。うしろの名詞 situation を修飾する形容詞として使われています。

  • 名詞・・・物事の名称、状態、性質などを表す語のこと。
  • 形容詞・・・名詞の前につき、その名詞がどのようなものであるか詳しく説明する語。

<例文1>
They have 8 full-time staff, including myself.
私を含めて8人の常勤のスタッフがいます。

<例文2>
She is a full-time homemaker, raising her three children.
彼女は3人の子どもを育てている家事専業者です。

ちなみに fulltime で使われているハイフン – ですが、もともと別々の英単語を – でつなげて、一つのまとまった英単語のようにする役割があります。

セリフの説明に戻ります。

It’s full-time, live-in situation.

live-in という英語は馴染なじみがないかもしれませんが、「住み込みの」という意味です。

<例文1>
I was working as a live-in housekeeper.
私は住み込みの家政婦として働いていました。

<例文2>
It’s like having a live-in babysitter for free.
タダで住み込みのベビーシッターがいるようなものよ。

situation という英単語には、場所、立場、状態など、いろいろな意味がありますが、ここでは「勤め口就職口」です。

ではセリフの全文を訳します。
It’s full-time, live-in situation.
「(それは)フルタイムで住み込みの仕事である。」

\着実に英語が話せるようになる教材はこちら/

海外ドラマ「ザ・ホーンティング―オブ・ブライマナー」見どころ(ネタバレあり)

海外ドラマ「ザ・ホーンティング―オブ・ブライマナー」は、2020年にNETFLIXオリジナル作品として配信されたミニシリーズです。ジャンルとしてはホラー。

2018年のドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」の続編。複数の同じ役者さんが両方の「ザ・ホーンティング」シリーズに違う役柄で出演しているのも見どころ。

ホラーというと好き嫌いがわかれる分野かも。このドラマ「ザ・ホーンティング―オブ・ブライマナー」は、グロい場面があったり、ギャ~~~ッ💦 といったホラーではありません。

どちらかというと、ゾッと背筋が寒くなったり、謎につつまれて呆然ぼうぜんとなる、といったタイプのホラー。(実は私個人の好みで、ビビりながらも最後まで楽しんで見ることができました。)

題名のブライマナーのマナーとは何ぞや?と思う人もいるかもしれません。英語で manor とつづります。中世の領主の館、という意味。

題名のとおり、舞台となるブライマナーはイギリスの田舎町にある古~い大きな館…。そう、いかにも出てきそうな館です・・・。

舞台が完ぺきにととのって、雰囲気がばっちり不気味に盛り上がってきたところへ、アメリカからやって来た、この物語の主人公女性ダニが登場します。

こんな田舎の古い館に、2人の子どもたちの世話係として赴任ふにんしてきたダニ。

実は彼女には故郷を捨てた事情がありました。その事情はなかなか明かされず、早く教えろよ!ともどかしくなるのですが、そこはお楽しみ。

(ネタバレ注意) ゾ~ッとするのが、(ダニの隠された事情と関係するのですが)ダニが鏡などを見るたびに、不気味な幻影が映ること。それが顔がはっきり分からず、気味悪くメガネだけが光っていて、映像的にも超~怖いのです!💦

他にも「ザ・ホーンティング―オブ・ブライマナー」には、気味悪くて不思議な登場人物がたくさん現れ、物語を盛り上げてくれています。

長い間、やかたつかえている家政婦のハナ
なぜか何も食べないし、ときどき記憶が飛ぶみたいで、とっても謎に包まれています。その理由は、物語が進むにつれ明らかになります・・・。

ダニの前任者の世話係レベッカ。この女性が謎の死をげているのも、不気味&危険な香りがするポイント。

ブライマナーに住む子どもたち、マイルズフローラ。奇妙な行動をとります。特にフローラが大切にする人形が、何だかとっても怖い!

「ザ・ホーンティング―オブ・ブライマナー」おすすめポイントを整理しておきます。

  • ダニが見る幻影、メガネだけ光って顔が分からない謎の人物は誰?
  • 家政婦のハナは、どうしてときどき記憶が飛ぶ?
  • 子どもたちの奇妙な行動の意味は何?そしてフローラの気味悪い人形はただの人形?それとも・・・
  • 前任の世話係だったレベッカに、本当は何が起こった?
  • どうして叔父のヘンリーは、館のことに無関心?

楽しみな謎解きがいっぱいです

怖いポイントが満載に散りばめられていて、不気味でゾッとする場面が展開されていって、謎だらけなのが少しずつ答えが解き明かされていって…なかなか最後まで見ごたえのあるドラマでした。

[PR]  ニュースや映画で楽しみながら英語を学ぶ【EEvideo】
日本語訳表示/非表示、再生速度などが選べ、英語を英語の語順のまま理解する
トレーニングができます。

最終更新日 2024/10/26

タイトルとURLをコピーしました